自分にやさしく。月経中の過ごし方

自分にやさしく。月経中の過ごし方

 

月に一度、女性の身体がフル回転してデトックスする月経期間。

腹痛、腰痛、頭痛、めまい、吐き気など、さまざまな痛みや不調を抱える方も多いと思います。

 

けれど、本来の月経は、痛みは伴わないもの。

大量でも極少量でもない、そのひとにとっての適量を排出したら、

すぅっと3日で終わる。

 

おや、なんだか気持ちのアップダウン激しくなったぞ?

おや、甘いものがやたらと食べたいぞ?

そうして「今月もやってきたか」とファイティングゴングが鳴るような、血と痛みと痛み止めの戦いではなく、

本当は、もっとおだやかなお付き合いなのだそうです。

 

わたし自身は、授乳を終えて今年の春から月経が再開しました。

長い夏の冷房生活で冷えた身体が敏感に反応して、先月・今月とはいつもより強めの痛みと重だるさを感じています。

 

そんなときは、☟基本のステップ☟

 

①身体を冷やさない

 

☑︎ レッグウォーマーで足首を守る

☑︎ ソフトな腹巻きをする(締めつけ注意⚠️)

☑︎ 5本指の靴下を履く

☑︎ 布ナプキンにする

 

 

② 温かく、やさしいお食事に

 

身体は食事で作られているので、月経中、少し食べるものに気をつけることで気分や痛みが快方にむかうことも大いにあります。

 

☑︎ 腹八分目以下

☑︎ 30回以上よく噛む

☑︎ 消化の負担になる食べもの(小麦粉、加工食品・砂糖・アルコール・カフェイン・辛いもの・揚げもの・冷たいもの)をなるべく避ける

☑︎ 炊き立ての白米と味噌汁など、和食をいただく

☑︎ フェンネルティーを飲む

☑︎ 白湯+ジンジャー・ターメリック・シナモン・ギー も◎

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③ シンプルに過ごす

 

☑︎ 手の込んだ料理を作らない(煮るだけ、などシンプルなお料理にする)

☑︎ 大きな決断をしない

☑︎ 予定を詰め込まない

☑︎ まだいける!の2歩手前でやめておく

☑︎ オイルマッサージはなるべく控える 

(月経中、わたしは頭頂・耳・足裏のみ、セサミオイルでささっとケアをしています)

 

* 経血量、経血の状態、月経痛がいつもと違うなど異変を感じる場合は、自己判断はなさらずに、医療機関へご相談されることをおすすめします。センシティブなことなので、相談しやすいかかりつけ医がいると安心ですよね。

 

* フェンネルティーは、おだやかに作用するので妊娠中・授乳中の適度な飲用は問題ないともいわれていますが、必ず医療機関へ確認されることをおすすめします。

授乳中のターメリックの摂取についても、わたし個人の体験としては先生や助産師さん・看護師さんによって考えはさまざまでした。医療機関によって方針も違うので、必ずかかりつけ医にご相談ください。

 

 

女性の身体のメカニズムはとても神秘的で、美しいもの。

月経にまつわる不調は、なにかのきっかけで変えることができるかもしれません。